秋も深まり、そろそろ本格的な受験シーズン。様々なことに不安を抱えている受験生が多いのではないでしょうか?そこで、明星大学デザイン学部に対し、受験生からよくある疑問についてお答えしていきます。
Q.美大予備校などに通ったことがないのですが、入試を受けたり、授業について行けますか?
デザインに興味はあるのですが、デッサンや美大予備校などでの専門的な美術教育を受けたことがなく、入試が受けられるのか、授業についていけるのか不安です。
A.入学後、デザインに必要な幅広いスキルを基礎からしっかり学んでいくので大丈夫!
入試にデッサンはありませんし、入学前に美術の経験は必要ありません。デザイン学部では、入学後にデザインに必要な基礎を学んでいきます。例えば1年生では、スケッチや図面を基礎から学ぶ科目や、カッターや鋸、様々な電気工具の使用方法を学び、実際に工作を行う科目も必修科目として用意されています。また、デッサンなどのものづくりのスキルだけではなく、文章の書き方やプレゼンテーション、コンピュータの扱い方など、幅広いスキルをデザインの基礎として学んでいきます。安心してください。
分析力や発想力の土台となる観察力や、美的構成力の基礎を身につけるための科目です。対象物の外形だけではなく、構造、工夫、仕組み、人との関係性など、物事の背景まで粘り強く観察し、捉え、記録を残すことを学びます。物事を観察し捉えるための様々な観点、記録のための技術を獲得するために、言葉や表、三面図、平行投影図を用いて対象を描写する実習を行います。
情報を伝えるために造形表現を活用する力を身につける学習の基礎として、視覚メディアを構成するさまざまな造形要素の制作についての技法や考え方を、実習を通して学ぶ科目です。点・線・面・立体といった造形の基本要素が相互に持つ関係性に注意しつつ様々な画材や手法に触れることで、各自の表現の可能性を広げるとともに、場面に応じた表現を実践できる感覚と技術を身につけます。
イメージ資料や企画 資料の作成の前提となるコンピュータスキルとして、画像編集ソフトを使った画像の調整・加工・合成の実習と、イメージ編集ソフトを使った図形やパターン等の制作、フォント使用の実習などを行います。クリエイティブ系コンピュータソフトの操作の基本から始め、画像やイメージを総合的に操作し、イメージ資料や企画資料を作成するために必要となる基礎的な技術を身につける科目です。